新たなるスコットランド人の国
ハリファックスはカナダ東部、大西洋に面する半島からなるノバ・スコシア州の州都です。
ノバ・スコシアとはラテン語で「新たなるスコットランド人の国」という意味で、英仏間の植民地戦争時代に多くのスコットランド人がこの地に送られたことに由来します。
ハリファックスは大都市の持つ機能をコンパクトにまとめた住みやすい自然豊かな港湾都市で、天然の港は,冬でも凍結しないことや西ヨーロッパへ近いという地の利もあり、冬はカナダで最も活発な港となります。
大学・カレッジが7校あり、毎年3万人以上の学生が訪れる学生の街としても有名で、赤毛のアンの作者L.Mモンゴメリーさんはここのダルハウジー大学に通っていました。
また、市民の92%がネイティブスピーカーという英語環境も含めると、カナダの都市の中で最も留学に適していると言えます。
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★学校発行の請求書をそのまま使用 手数料一切なし
★資料請求不要の情報量
オススメの語学学校
East Coast Language College
“教師&授業の質の高さに定評あり”
- 1998年創立のハリファックスでは最も古い生徒数200名ほどの語学学校です。
- 創立時は何と3つの教室、3人の先生、3人の生徒だったそうです。
- 写真は創設者のDonnaさんとSheilaさんで、Sheilaさん(右)は今でも現役の職員です。
- 学校はハリファックスのダウンタウンの中心部にあります。
- 講師陣への評価チェックを徹底しているため授業並びに教師の質の高さには定評があります。
- 約20の大学・カレッジと提携しているほど大学進学プログラムにも力を入れており、真剣に学ぶ校風です。
- 先生と生徒の距離が近く、厳しいながらも家族のような温かい雰囲気の中、しっかりと英語を学ぶことができます。
- 日本人比率が一年を通して10%以下です。
- 放課後の英語直結無料アクティビティが驚くほど充実しています。
- 学業同様、生徒達へのサポートも決して怠りません。
- Languages Canada(語学学校協会)の認定校でIELTSの公式試験センターでもあります。
主なプログラム
- 一般英語
- 大学・カレッジ進学準備
- IELTS試験対策
- ビジネス英語
- 親子留学
基本データ
規模 | 中規模校(最大200名) |
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日本人比率 | 年平均8% |
クラス人数 | 平均8-10名 最大16名 |
受講レベル数 | 7段階のレベル |
日本人スタッフ | 不在:メール・電話対応可 |
一般英語プログラム
★ECLCでは日常的なコミュニケーションでの流暢なスピーキングとリスニングスキルの向上を目指しています。
- 1クラス平均8-10名という少人数制です。
コース
週25時間 | English for Communication |
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8:45-15:30 |
タイムテーブル
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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8:45-10:15 | 総合英語 | ||||
10:00-12:00 | 総合英語 | ||||
12:00-13:00 | 昼食 | ||||
13:00-14:10 | 選択科目 | ||||
14:20-15:30 | 選択科目 |
授業の要点
- 午前の総合英語では「聞く・話す・読む・書く」の4技能を文法や語彙と関連付けながら総合的に学びます。
- 学習テーマによってはField Tripを実施し、公園や図書館などへ出かけて地元の人たちにインタビューをするなど実践的に学んでいます。
- 午後は興味のある科目や強化したい科目を選択します。
- Level 300になるとスピーキングに特化した科目などが選択できるようになります。
定期テストと個別指導
- 毎週、筆記テストからプレゼン、宿題、グループワークまで様々な形式で上達度を測ります。
- アセスメントテストの結果レポートが渡され、上達したスキルと伸びないスキルなどが示されます。
- アドバイスや相談が必要な場合は、先生と面談することもできます。
- かなり厳しいEnglish Onlyポリシーがあります。
入校条件
入校年齢 | 16歳以上 |
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受講レベル | 入門レベルからOK |
最短受講期間 | 1週間 |
入校日 | 毎週月曜日 |
★注目の課外活動
“英語直結の無料アクティビティがすごい”
- ☆English Resource Centre(火・水・木)
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- 予約制で昼休みに14番教室前の壁に貼ってある紙に名前を書けば、その日の放課後、先生がマンツーマンで質問に答えてくれる無料レッスンです。
- 1人の時間は10-15分までですが、週3回で45分、贅沢なレッスンを手にできます。
- ☆Language Exchange(火):コロナのため一時中止
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- 地元の大学や社会人が学校を訪れて、30分ずつ自分の言語と英語をお互いに教え合うものです。
- スペイン語、韓国語、日本語が現地では人気があるそうです。
- 掲示板に自分の名前を書けば、最低4回参加できます。
- 地元の方々とも友達になれます。
- ☆Volunteering(水):コロナのため一時中止
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- アクティビティコーディネーターと一緒に老人ホームに行ってボランティア活動をします。
- 参加回数によってECLCからボランティアCertificate賞状が授与されます。
- シニアはやさしく、ゆっくりしゃべるので、会話スキルアップに繋がります。
- 月に1回程度、老人ホーム以外でのボランティア活動(イベントのお手伝い等)も行っています。
- ☆Conversation Club :コロナのため一時中止
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- 月に1回程度、校外のカフェで地元の人たちとフリートピックでお話する会話クラブです。
- クラス、レベルに関係なく、だれでも参加できますので、友達作りにも繋がるクラブです。
- ☆Tutoring(随時・有料)
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- 1時間約25ドルの格安料金で放課後に個人レッスンが受けられます。
- 先生の空き時間に応じてのレッスンとなります。
- ☆通常のアクティビティも充実
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- 各種スポーツ、ハイキング、映画鑑賞、食事会などの楽しいアクティビティも毎日実施しています。
- 週末はプリンスエドワード島などへの1泊の小旅行も実施しています。
ホームステイ
“授業同様ホームステイにも定評あり”
- ECLCの提供するホームステイは100%カナディアン・ファミリーです。
- 日本からは深夜到着便が多いですが、快く空港まで迎えに来てくれます。
- 通学時間は40~50分程度です。
- ECLCではご希望により学生寮・アパートメントなどの手配も行っています。
留学費用:料金表
- 授業料等
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申込期間 週25時間 4週間 C$1,280 8週間 C$2,560 12週間 C$3,840 16週間 C$5,120 20週間 C$6,400 24週間 C$7,680 登録費 C$160 教材費 C$120-180/レベル 学生証 C$20 Bank Charge C$30 - ホームステイ費等
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ホームステイ手配料 C$210 ホームステイ費(3食) C$225/週 空港送迎(片道) C$75 医療保険(guard.me) C$2/日
★★★Ambitionの費用応援
“お支払方法と金銭的メリット”
- たとえ1週間でも入学代行手数料は一切なし
- お支払いいただく料金はすべて学校の請求書どおり
- 為替レートはお支払い当日の銀行公示レートをそのまま適用
- ご希望により直接学校への送金もOK
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一般英語以外のプログラム
- 大学・カレッジ進学準備
- ビジネス英語、IELTS対策
- 詳しい受講レベルなど
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都市情報:ハリファックス
- カナダ東部、大西洋に面する半島からなるノバ・スコシア州の州都です。
- 都市圏人口は約35万人でカナダ大西洋岸地方最大の文化・経済の中心都市でもあります。
知っておきたいミニ歴史
- ノバスコシアには先住民族のミクマックの人々が狩りや釣りを生業にして居住していました。
- 1497年に探検家ジョン・カボットがこの地を探索し、その後フランス人の入植が始まり、入植地はアカディアと呼ばれました。
- 1605年にはアカディア人植民地の首都としてポートロワイヤルが建設されましたが、イギリスとの植民地争いはその後長く続き、英仏の統治が交互に繰り返されました。また、アカディア人は先住民族と争うことはなく、交易を通じてうまく共存していました。
- 英仏間の植民地争いが激しくなる中、1710年にはポートロワイヤルの戦いで半島にあるアカディアはイギリスに征服され、それまでチェブクトと呼ばれていたこの地はノバスコシアに改名されましたが、条約によりアカディア人はノバスコシアに留まることと信仰の自由が認められました。
- イギリスは1749年にフランス軍だけではなく、アカディア人、ミクマックからの攻撃にも備えるため、ノバスコシア植民地に首都を設け軍港を建設しました。
- 首都の建設並びに北米の交易に貢献した当時の商工会議所会頭のハリファックス伯爵2世の功績にちなんで首都はハリファックスと名付けられました。
- 1754年フレンチ・インディアン戦争が始まると、翌年アカディア人はついにイギリスにより半島から強制追放されることとなりました。
- この戦争でイギリスがフランスに勝利した結果、1763年のパリ条約でノバスコシアは正式にイギリス領となり、アカディア人の帰還も認められましたが、以前とは違う不毛な地での生活を余儀なくされました。
- 1867年ノバスコシア植民地はカナダ連邦に加盟し現在のノバスコシア州となりましたが、ノバスコシアの歴史は英仏抗争で翻弄されたアカディア人の歴史でもありました。
町の特徴と見どころ
- Halifax Public Gardens
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- パブリック・ガーデンは1867年のカナダ連邦結成の年にビクトリア朝の庭園として建設され、1984年にはカナダ国家史跡に指定されました。
- 公園内は広大な花壇や噴水、石の橋、池などがあり、結婚式に使われたり、夏は日曜の午後に無料のコンサートが開かれたりしています。
- 2003年のハリケーンJuanで多くの木が倒されるという被害を受け休園となりましたが、寄付を募り翌年の建国記念日には再開となりました。
- ダウンタウンにあり市民の憩いの場として、毎年おおよそ5月~11月まで開園しています。
- Halifax Waterfront
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- ダウンタウンに面した海沿いに様々なショップやギャラリー、レストラン、パブなどが建ち並ぶ観光エリアです。
- 海に沿って作られた散歩コースもあり美しい景観だけでなく海の香りも楽しむことができます。
- ハリファックス港では帆船によるクルーズからカヤッキングまで幅広くボートツアーを楽しむことができます。
- ウオーターフロントエリア内には、北米で最も古い現役の魚市場「Halifax Seaport Farmers’ Market」や1928~1971年までに100万人近い移民を受け入れてきた大西洋岸のゲートウエイで今は博物館になっている「PIER 21」などの見どころもあります。
- Halifax Citadel
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- シタデルとは1749年から小高いジタデルの丘に作られた4つの要塞で、ハリファックスの戦略的に重要な軍港をフランス軍などの敵から守る目的で建設されました。
- 1856年に完成した第四の砦はアメリカからの攻撃に備えるためのもので建設には28年がかかり、完成後、現在の星形になりました。
- 星形の要塞は函館の五稜郭と似ていることからハリファックスと函館市は姉妹都市になっています。
- シタデルはカナダ国家史跡に指定されており、現在は観光地としてスコットランドスタイルの衛兵交替の儀式や正午に空砲を打つなどして当時を再現しています。
- パブリック・ガーデンのすぐそばにあり、見晴らしは最高です。
- Peggy’s Cove
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- ペギースコーブは南海岸沿いにある趣のある漁村です。
- 狭い入り江に沿って家が腰をかけているような漁村はカナダ東海岸の原風景とも言えます。
- 1915年に建てられたペギースコープの灯台は数あるノバスコシア州の灯台の中でも写真の被写体として最も有名で、見るものを引きつけます。
- 灯台は今でもロブスター漁のボートなどの安全を見守っています。
- ハリファックスからの所要時間は車で約40分です。
- Lunenburg
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- ルーネンバーグは1753年に建てられた町です。
- イギリスがアカディア人やミクマック族を追い出して、外国人プロテスタントにこの地に入植するよう働きかけたのが始まりで、現在でも当時の入植者の末裔の多くが暮らしています。
- 町は帆船を作る木材に富んでいたため瞬く間に造船業の中心地として名が知られるようになり、有名な帆船ブルーノーズ号もこの地で作られました。
- 今も残る歴史的町並みは1995年にユネスコの世界遺産に登録され、現在は観光業が最大の産業になっています。
- ハリファックスからの所要時間は車で約1時間です。
気候
平均最高気温 | 平均最低気温 | |
---|---|---|
春:4月 | 9.1°C | -0.3°C |
夏:7月 | 23.8°C | 13.7°C |
秋:10月 | 13.1°C | 4.2°C |
冬:1月 | -1.3°C | -10.4°C |
- 3月から6月上旬までの春は毎日着実に気温が上がり、ハリファックス・パブリック・ガーデンズでは咲く花の数も増え、来園する市民の目を楽しませてくれます。
- 夏の気温は20°C台で気持ちの良い暖かさです。ビーチで水遊びをするのに最適な季節です。
- 9月下旬から11月までの秋は徐々に気温が下がり、最終的には氷点下になります。また、紅葉を見るために大勢の観光客が訪れます。11月は例年最も降水量の多い月です。
- 冬は内陸部に比べると温暖で雨が降ることもあります。
時差
標準時で日本よりも13時間遅く、サマータイム期間(毎年3月の第2日曜から11月の最初の日曜まで)では12時間遅くなります。
日本時間 | 現地時間 | |
---|---|---|
標準時 | 9:00 a.m. | 8:00 p.m. |
サマータイム | 9:00 a.m. | 9:00 p.m. |
公共交通機関
通学
- 市内はHalifax Transitによりバスと対岸のダートマスとを結ぶフェリーが運行されています。
- 路線は豊富ですので通学にも便利ですが、郊外への路線は限られています。
遠出の観光等
- 鉄道
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- カナダ大陸横断鉄道で有名なVIA Rail Canadaが走っています。
- 発着はダウンタウンにあるハリファックス駅ですので、とても便利です。
- 滞在期間中、オーシャン号でニューブランズウィック州の景色を車窓から楽しみながらモントリオールへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
- バス
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- ハリファックスと他の都市を結ぶ長距離バスの拠点はVIA鉄道のハリファックス駅構内にあるマリタイム・バスターミナルです。
- シャーロットタウン行のバスがMaritime Busにより運行されていますので、陸路でコンフェデレーションブリッジを渡って、絶景を楽しみながらプリンスエドワード島に入る約5時間の小旅行もお勧めです。
- ニューブランズウイック州最大の都市セント・ジョン行きのバスも同社から運行されており、所要時間は約7時間です。
- また、近距離ではユネスコの世界遺産に登録されたルーネンバーグ行きのバスも走っています。
- 丸一日かかりますが、トロントやニューヨーク行きのバスもGreyhoundにより運行されています。
日本からのアクセス
- 空の玄関口はハリファックス・ロバート・L・スタンフィールド国際空港です。
- 直行便はありませんので、最低1回の乗り継ぎが必要です。
- 日本からの直行便、またはアメリカ、アジア経由でカナダの主要都市に入り、入国手続きを済ませ、国内線に乗り換えての現地入りが一般的です。
- アメリカ経由で直接ハリファックスに入ることもできます。
» ●詳細を見る
留学カウンセラーの目
留学先としては実に優れた都市です。生活する上での利便性の高さに加え、自然豊かで地元の人々はとても優しくフレンドリーです。特に、市民のほとんどがネイティブスピーカーという英語環境は「素晴らしい」の一言です。
また、大学、カレッジが7校もあり、学生が多いので言語交換などを通して友達が作りやすい環境でもあります。
更にECLCの教師・プログラム・放課後の英語直結のアクティビティの質の高さは、群を抜いていますので、ハリファックスとECLCとの最強タッグで、カナダで一番のお勧め先と躊躇なく言うことができます。当初の予定を延長する生徒がどこよりも多いのが、すべてを物語っています。
以前、市内の2校が閉校となった時に、その2校の先生と生徒を引き受けたのがECLCであり、本当に力のある学校です。
カウンセリングなど通してお客さまにハリファックス留学の良さまではご理解いただけるのですが、カナダ東海岸が非常に遠く感じられることで、ついつい近場のBC州に決める方が多いのも実情です。
思い切ってハリファックスに渡航する勇気があれば、留学成功の確率は飛躍的に上がることだけは確かなのですが。
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