留学先のケロウナはこんなところです

Kelowna Canada

美しい湖と広がるブドウ畑

ケロウナはカナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州の内陸部にあるリゾート都市で、バンクーバーからはバスで5~6時間の距離にあります。

南北に長く延びるオカナガン湖の真ん中に位置し、BC州内陸部の経済の中心地でもあります。

観光と建設業が現在の主要産業ですが、カナダを代表するブドウやリンゴなどの果物の産地としても有名です。

ケロウナを含むオカナガン湖の周辺は、気候が温暖なため保養地としても有名で、特に夏はカナダのハワイと呼ばれるくらい観光客で賑わいます。

夏はゴルフ、ハイキング、サイクリング、ウオータースポーツ、釣りなど、冬はスキー、スノーボードなど四季を通して実に様々なアウトドア・スポーツを楽しむことができます。

目次

 

市内の語学学校

公立校

» ●Lakehead University

私立校

» ●International Gateway Language Academy & College Kelowna

» ●VanWest College

 

オススメの学校

VanWest

VanWest College Kelowna

“勉強も遊びもガチ・本気”

width=

  • 1988年創立の老舗語学学校バンウエスト・カレッジのケロウナ校です。
  • 学校はケロウナのダウンタウンにあり通学にも便利です。
  • キャッチコピーは「本気(ガチ)の留学」で、月~木曜日までは毎日宿題があり、毎週ある4技能のテスト、更に徹底した英語オンリーポリシーなど学習面での厳しさを持った学校です。
  • 楽しむことも本気です。毎日のアクティビティの他、学校イベントも頻繁に実施しており、バンクーバー校と合同の修学旅行もあります。
  • 勉強も遊びもガチで、メリハリのあるところが大きな特徴です。
  • また、先生、生徒、スタッフの仲が良くアットホームな雰囲気の学校です。
  • プログラム、講師、学生管理など語学学校を細かく評価することで世界的に知られるIALCとLanguages Canada(語学学校協会)の認定校です。

主なプログラム

  • 一般英語
  • 大学・カレッジ進学準備
  • ケロウナボランティア

基本データ

規模 小規模校(最大100名)
日本人比率 年平均50%
クラス人数 平均8-12名 最大15名
受講レベル数 6段階のレベル
日本人スタッフ 常駐

 

一般英語プログラム

VanWestでは各スキルをバランスよく学ぶことで日常英会話の上達を目指します。

  • 1クラス平均8-12名という少人数制です。

コース

週20レッスン Core English
8:30-12:00
週25レッスン Intensive English
8:30-13:50
週30レッスン Optimum English
8:30-14:45

タイムテーブル

8:30-10:10 スピーキングとリスニング
10:20-12:00 リーディングとライティング
12:00-13:00 昼食
13:00-13:50 選択科目
13:55-14:45 選択科目

授業の要点

  • スピーキングの能力を上げるためには、「聞く・話す」だけではなく、「読む・書く」を通して文章の構成力や単語力、表現力を培うことが重要です。
  • 午前の一般英語では毎週変わるトピックを基に4技能を文法や語彙と関連付けながら学び、日常で使う英語力を高めます。
  • 授業ではショートスピーチや討論なども取り入れています。
  • 午後は苦手教科の克服など特定目的のための科目を選択します。

定期テストと個別指導

“結果にコミット! ガチの生徒指導”

週間成績
  • 月~木曜日は毎日宿題が出ます。
  • 毎週、その週の上達度を測るテストが実施されます。
  • テストの結果と宿題、出席率(下表参照)、担任からの評価が書かれたレポートが渡され、得意・不得意分野(スキル)を自身で理解することができます。
  • 午後の選択授業で不得意分野を強化することで、効果的な英語力の向上につなげることができます。

スピーキング2017.587.5リーディング211781.0ライティング2020100宿題1010100出席率1010100総合成績 90.9%

満点 スコア 達成率
リスニング 29 25 86.2

入校条件

入校年齢 16歳以上
受講レベル 入門レベルからOK
最短受講期間 2週間
入校日 毎週月曜日

アクティビティ

“課外活動もガチ”

  • 月無料の英会話クラスを開催しています。
  • ウォータースポーツ、乗馬、ワイナリー巡り、BBQ、フルーツ狩りやスキー・スノボなど四季を通して様々なアウトドアアクティビティを実施しています。
  • 年2回バンクーバー校と合同でカナディアンロッキーへの修学旅行や文化祭を実施しています。

ホームステイ

“質にこだわるVanWestの手配”

  • Van Westの提供するホームステイは厳選されたフレンドリーな家庭です。
  • すべてのホストファミリーの犯罪歴のチェックや家庭訪問を定期的に行っています。
  • ネイティブスピーカーのご家庭が多いです。
  • 通学時間の平均はおおよそ30~50分です。
  • Van Westではご希望により学生寮の手配も行っています。

留学費用:料金表

授業料等
申込期間 週20レッスン 週25レッスン 週30レッスン
4週間 C$1,520 C$1,640 C$1,760
8週間 C$3,040 C$3,280 C$3,520
12週間 C$4,500 C$4,860 C$5,220
16週間 C$6,000 C$6,480 C$6,960
20週間 C$7,500 C$8,100 C$8,700
24週間 C$8,760 C$9,480 C$10,200
登録費 C$175
教材費 C$20/週
ホームステイ費等
ホームステイ手配料 C$230
ホームステイ費(3食) C$300/週
空港送迎(片道) C$100
医療保険 C$17/週

 

都市情報:ケロウナ

  • カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア(BC)州内陸部のセントラル・オカナガン行政区にある都市です。
  • 人口は約16万と行政区内では最大、BC州ではバンクーバーとビクトリアに次いで3番目に大きい都市です。
  • バンクーバーからは東へ約400Kmの距離にあります。

» ●市の公式Websiteはこちら

知っておきたいミニ歴史

  • ヨーロッパ人が入植するまでは、先住民族のオカナガン(Sylix)が狩猟などを生業に暮らしていました。
  • 1811年 Pacific Fur Companyのデビッド・スチュワートが白人で最初にオカナガンを訪れ、渓谷を目にした人物と記録されています。
  • 彼によって渓谷を通してカムループにつながる有名なルート「ブリッジ・トレイル」が作られ、毛皮交易が盛んに行われるようになりました。
  • その後1859年、当時”L’anse au sable”(砂の湾)と呼ばれていたケロウナに、フランス人神父チャールズ M パンドシー他2人の神父が布教のため訪れ、彼らが最初のヨーロッパ人居住者となりました。
  • パンドシー神父はその穏やかな人柄から先住民からも慕われていたとのことです。
  • 盛んだった毛皮交易が衰退すると、これまで使われてきたブリッジ・トレイルは折からのゴールドラッシュで再び賑わいようになりましたが、ゴールドラッシュも長くは続きませんでした。
  • 1893年になるとカナダ総督のアバディーン卿(写真)は温暖な気候など、この地の果実栽培としての潜在能力を認め、莫大な土地を果樹園にすることとし、ここにオカナガン渓谷での果実栽培の発展が始まりました。
  • 1905年にはケロウナの市制がスタートしましたが、当時の人口は600人でした。
  • ケロウナとは先住民の言葉で「グリズリー(灰色熊)」という意味です。

町の見どころ

City Park

  • オカナガン湖に面したダウンタウンにあるシティパークは市民のオアシスです。
  • 海と間違えてしまうほど長く美しい砂浜(ホット・サンズ・ビーチ)がありビーチバレーのコートもあります。
  • ビーチの横には芝生のエリアがあり、ピクニックをしたり、寝そべったりしたりするのに最適です。
  • 湖岸には遊歩道やサイクリングコースがあるほか、スケートボードエリアやテニスコート、多目的コートなどもあり、湖上のウォータースポーツを含め、様々なスポーツを楽しむことができます。
  • 先住民族の伝説でオカナガン湖に棲むと言われるモンスター「Ogopogo(オゴポゴ)」の像も観光スポットのひとつです。
BC Orchard Industry Museum

  • ケロウナを含めたオカナガン地方は、その温暖な気候から果物の産地として栄えてきました。
  • BC果樹園博物館ではオカナガンで果樹園がどのように発展してきたかを学ぶことができます。
  • 果樹園が始まった当時の労働風景を撮影した写真や昔使用されていたフルーツを加工する機械など興味深い展示品を見ることができます。
  • 売店では懐かしいリンゴの木箱のラベルを模った絵ハガキなどのお土産も販売しています。
  • 入場料は無料です。
Myra Canyon Trestles

  • マイラ・キャニオン・トレッスルは、かつてオカナガンの重要な交通網であったケトル・バレー鉄道の廃線跡にある大橋脚です。
  • 2003年の山火事で焼けてしまいましたが、地元民の熱意によってウォーキングやサイクリングを楽しめるトレイルとして復元されました。
  • 大小18の橋と2つのトンネルを含むトレイルからはケロウナの街とオカナガン湖の素晴らしい景色が楽しめる人気スポットで2017年は7万人以上の観光客が訪れました。
  • トレイルはMyraとRuth間の片道12㎞のコースです。
Winery

  • ヨーロッパに比べればオカナガンのワインの歴史は浅いですが、数々の国際的コンテストで受賞するなど、近年では世界中から注目を集めています。
  • 雨が少なく、夏は非常に暑く、そして湖に面した斜面の丘陵地帯など、ぶどう産地としての好条件が揃っているため、現在では160以上のワイナリーが点在しています。
  • 多くのワイナリーでは、テイスティングを楽しめるほか、レストランを併設しているワイナリーでは、自慢のワインと供においしい食事を楽しむことができます。
  • 写真はケロウナ近郊の有名なシダー・クリーク・エステート・ワイナリーです。
Big White Ski Resort

  • ビッグ・ホワイト・スキー・リゾーはBC州で、ウィスラー・ブラッコムに次ぐ2番目の規模のスキーリゾートです。
  • スキー場はビッグ・ホワイト山(2319m)にあり、ゲレンデコースは119本、リフトは16基(うちゴンドラ1基)で一部コースは夜間照明も完備しています。
  • 毎年の降雪量が750㎝という豊富な雪がセールスポイントで、雪質の良さからも人気のスキー場です。
  • また、バラエティに富んだコースレイアウトも評判で、初心者から上級者まで楽しむことができます。
  • ケロウナからの所要時間は車で約50分です。

» ●公式観光Infoはこちら

気候

平均最高気温 平均最低気温
春(4月) 15.5°C 1.3°C
夏(7月) 27.9°C 11.1°C
秋(10月) 13.4°C 1.3°C
冬(1月) 0.8°C -5.8°C
  • 春は4月中旬のアンズを皮切りに桜、桃、リンゴなどの花が咲き、丘の斜面は白やピンクの花に染まります。5月になると日中は20℃以上となる日もあり、爽やかな陽気に恵まれます。
  • 年間を通して乾燥しているため、夏は30℃以上になる日が多いですがカラッとしています。朝晩の気温差は大きいので注意が必要です。
  • 9月は温かい日が多いですが10月になるとグッと冷え込む日が多くなります。11月は最低気温が0℃以下となる日も多いので、防寒対策は必須です。
  • 冬も空気が乾燥しているので、サラサラの軽い雪が降ります。12月から1月は日中でも最高気温が0℃以下となる日もあります。

時差

標準時で日本よりも17時間遅く、サマータイム期間(毎年3月の第2日曜から11月の最初の日曜まで)では16時間遅くなります。

日本時間 現地時間
標準時 9:00 a.m. 4:00 p.m.
サマータイム 9:00 a.m. 5:00 p.m.

 

公共交通機関

通学

  • 市内はKelowna Regional Transit Systemによりバスが運行されており通学にも便利です。
  • ウェストケロウナやピーチランドなど同行政区内の近隣自治体までの路線もあります。

» ●運行会社のWebsiteはこちら

遠出の観光等

  • バンクーバー行きの長距離バスがEbus及びBC Connectorにより運行されています。
  • 所要時間は5~6時間です。
  • バーノン経由カムループス行きのバスもEbusにより運行されており、所要時間は約3時間です。
  • カムループスからはVIA Rail CanadaやRocky Mountaineerにより鉄路でジャスパーやレイクルイーズ、バンフなどカナディアンロッキーの旅を楽しむことができます。
  • なお、カムループスの停車場から鉄道駅まではそれぞれ距離がありますので、念のため。
  • バスの発着はウエストケロウナ(ダウンタウンから30分)とケロウナ空港前(ダウンタウンから50分)の2個所ですが、バンクーバー行きはウエストケロウナ、カムループス行きは空港前が適しています。

» ●EbusのWebsiteはこちら

» ●BC ConnectorのWebsiteはこちら

 

日本からのアクセス

width=

  • ケロウナの空の玄関口はケロウナ国際空港です。
  • 直行便はありませんので、最低1回の乗り継ぎが必要です
  • 日本からは直行便またはアジア経由でバンクーバーまたはカルガリーに入り、入国手続きを済ませ、国内線に乗り換えての現地入りが一般的です。
  • アメリカ経由で直接ケロウナに入ることもできます。

» ●詳細を見る

留学カウンセラーの目

miniコラム

まず感じることは、BC州の中で留学先として一番バランスの取れた都市だということです。移民が少なく、小さな都市ですが娯楽施設も公共交通機関も充実しています。また、働くところもありますのでワーホリの方も滞在できます。治安や気候が良いのも見逃せません。

更に2つの点で特色があります。1つ目はウィスラーに次ぐ規模のスキーリゾートが近隣にあることです。近年ウィスラー留学では余ほど早く申し込まない限り宿泊先もリフトパスも確保できません。1年前に申し込むことは当たり前のことになって来ています。しかもリゾート地ですので宿泊費は高額です。ケロウナなら通常の留学手続きと費用でスキー、スノーボードを十分楽しむことができるのです。正に穴場です。

2つ目はバンクーバーにあるVan Westという定評のある語学学校のケロウナ・キャンパスがあることです。
大都市にある学校が他の大都市にもキャンパスを持ことはよくありますが、バンクーバーの学校が小都市にもキャンパスを持つのは稀です。つまり学校を変えずにカナダの田舎と都会の両方を経験することが容易にできるのがVan Westの強みです。他校に改めて入学するのと違い、同一校での転校は費用、手続き面でもとても有利です。

長期留学で田舎と都会を体験してみたいと考えている方やスキー・スノボを楽しみたい方は、是非ご検討してみてはいかがでしょうか?